「構造組立初級1」6月1日コース

5月15日 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域から岐阜県が除外された事を受け、構造組立初級1研修が6月1日から6月8日の平日6日間、新入社員6名のご参加で開催されました。開催にあたっては、関係者、受講者に対し感染予防対策として毎日の検温、体調確認、マスク着用、アルコール手指消毒の徹底と部屋の換気を実施し感染予防にご協力いただきました。
 
 

研修初日は、安全教育・有機溶剤教育・Basic Manner・航空機の基本・図面の見方についての座学でした。(6月1日)
 
 

研修2日目は、計測器・機体構造&F.O.D・ヤスリ・ドリル・エアボール・穴あけ作業についての座学でした。計測器の講義では、スケールで最小目盛りを正しく読み取る、ノギスで精密な長さを測定する、など慣れない測定作業でしたが講師のアドバイスの下、皆さん真剣な表情で取り組んでいらっしゃいました。(6月2日)
 
 

研修3日目から実技研修が始まりました。ヘルメット、服装の点検、危険予知活動では危険要因を明確にしてタッチ・アンド・コール、全員で安全意識を盛り上げます。次に各受講生が使用する工具点検、材料確認作業後、穴あけ位置の罫書、基準面・カットライン仕上げのヤスリ作業へ進みます。(6月3日)
 
 

仕上げ面を滑らかにするヤスリ作業は、ヤスリの角度や方向、力加減が重要です。難しい作業でしたが根気よく対応されていました。(6月4日)
 
 

薄板・厚板の穴あけ作業は、罫書のセンターにドリルマークをつけ下穴をあけます。次に正規サイズの穴をあけ真円に仕上げます。基本姿勢が大切になります。(6月5日)
 
 

6日目の最終日は構造組立初級1で学んだ事の確認試験があります。一生懸命学び習得したことを思い出し頑張っていらっしゃいました。(6月8日)