岐阜県離職者等委託訓練「航空機組立技能科」 6月開講

平成30年6月19日から平成30年10月18日までの4ヶ月間の訓練は、航空機関連企業での組立・製造技能職、生産技術職として活躍できる人材の育成を目指します。組立技能の作業手順を習得し高い品質基準を満たす製造技能者を育成し、職場実習を経て就職支援を行っていきます。

開講式での皆様からは、4ヶ月間の訓練に対する緊張と意気込みが感じられました。(6月19日)
 
 

6月25日から3日間、生産職基本(座学)を学んだ後、航空機製造技能基本(実技)を習得して頂きます。危険予知活動や服装点検で怪我の防止と安全の重要性を身につけ、整頓された工具の種類と位置の確認をもって迅速に作業を行える手順を習得して頂きます。。ここでの課題は、17日間で文鎮製作、塵取り製作です。(6月28日)
 
 

文鎮製作が始まりました。ヤスリで材料が平面になるよう形状を整えていきます。ヤスリの角度、力加減の難しい集中力の要る作業ですが頑張ってください。(6月29日)
 
 

文鎮のつまみ部取り付けは、卓上ボール盤で穴あけ作業をします。ドリルが中心からズレないように位置合わせの微調整が必要となります。文鎮の良し悪しが決まる大事な作業のひとつです。安全で品質の良い完成品が出来上がると良いですね。(7月4日)
 
 

塵取り製作が始まりました。材料のバリ取り、ドリルでの穴明け、皿取り、2人打ち打鋲の習得の成果が現れます。受講生の方々が達成感を得られる完成品になると良いですね。(7月19日)
 
 
 

航空機製造技能研修修了後、2日間のOJT座談会が開催されました。職場実習候補企業の会社概要・仕事内容の説明後、受講生の皆様は各企業との意見交換を意欲的にされていました。魅力を感じる職場実習先にめぐり合えると良いですね。(7月26日、27日)