株式会社テクノシステム

代表取締役 宮部敏之 氏
技術部 部長兼営業担当 加藤武司 氏

Q1. 会社の概要・特徴を教えてください。

加藤さん:

設計・ものづくりの会社です。得意分野は、航空機の治具、自動車の溶接治具、自動機を得意としています。各務原、岐阜にも設計会社はたくさんありますが、弊社の特徴としては、技術者の派遣、設計業務の請負の他、社内で治具や自動機の設計から開発までを行うのが特徴です。

——技術者の派遣等に加え、治具等の設計から開発までを一貫して行うのが特徴なんですね。

加藤さん:

はい、弊社の企業規模で設計、組み立てから納品までを一貫して行っている会社はめずらしいと思います。派遣先から、社員が契約期間を終えて戻ってきたときのスキルを活かしたい、という考えから生まれました。

——社員のスキルを活かした事業展開というお考えは素晴らしいです。

宮部さん:

ありがとうございます。弊社はすべて正社員雇用です。今後も、常に社員のレベルアップを応援できる会社であり続けたいと考えています。

Q2. オフィスをお探しになられた際にどのような点を重視されましたか?

加藤さん:

ものづくりができる広さのある環境であることと、駐車場の確保です。
前の事務所は岐阜の六条にあり、あまりにも手狭でした。ものづくりを始めて、最初は小さな治具とか検査装置を作っていましたが、だんだん規模が大きくなるにつれて広さが足りなくなってしまいました。

宮部さん:

駐車場でいえば、しっかりと駐車スペースが確保されていますので、お客様にご負担をかけることがなくなりましたので、ありがたいです。

Q3. 入居のきっかけは?

宮部さん:

ものづくりができる広いところはないだろうか、と探していた時にVR テクノセンターの関係者に紹介していただきました。
事業の成長に合わせて規模や広さなども考えたうえで決めました。

Q4. 入居する中で、何かプラスになったことは?

加藤さん:

テクノプラザはものづくり企業等の開発支援拠点であることから、やはりものづくり企業である当社の会社イメージが向上したように思います。

宮部さん:

それに求人が増えました。これも施設のおかげかな、と思います。高校生が事前見学に来られる時などは、「きれいな施設ですね」 と言っていただけます。

加藤さん:

施設のおかげで会社と会社のつながりが増えて自然と業務も広がっていきました。外部の営業の方も飛び込み先として入りやすいので、新しい出会いがあったりするのはいいですね。仕事をする上で人と人とのつながりは大切じゃないですか。いろいろな人との交流があるので、自然とたくさんの情報が入ってきますよ。

——当施設での会社や人とのつながりという点において、業務上で役に立ったことはありますか?

宮部さん:

VR テクノセンターで実施されている研修の紹介がありました。社員教育がしやすいのもプラスですね。岐阜県や各務原市の補助金を利用できるため、研修費を抑えて実施できます。VR テクノセンターからは人材の紹介もいただき、何か月か社内で研修し、OJT を経て採用。技術職では、知識や経験よりも学ぼうとする意欲や性格が重要と考えています。定着率も高く、非常に良い人材を紹介していただきました。

Q5. 当施設の魅力はなんですか?

加藤さん:

まず、施設が綺麗なことです。施設内の掃除や冷暖房もしっかり行き届いていますし、トイレも綺麗です。24時間の警備員が常駐しているので防犯面も安心です。あとは立地もよく、自然豊かで静かな環境で仕事ができます。

——仕事の環境は大事ですよね。当施設が業務上で利便性が高い具体的なポイントはありますか。

加藤さん:

施設の5階に図書資料室があります。岐阜県の運営で、貴重な資料を見ることができます。特に、ものづくり企業にとってはとても便利です。

宮部さん:

設備で言うと、テーブルや喫茶室などちょっとした打ち合わせスペースがあるのも助かります。お客さんとの商談などで会議室や研修室も使えます。

加藤さん:

他にも、ベンチャーファクトリーとVR テクノセンターと同じLAN で結ばれているので、ネットワーク環境の効率が良いのも助かります。
なにより、ベンチャーファクトリーの工場が利用できるからこそ、弊社はこうして規模を大きくしていくことができたので、本当に感謝しています。

Q6. 社員の反応はいかがですか?

加藤さん:

とてもいいです。引っ越してよかったよね、という声しか聞きませんよ。

宮部さん:

お客さんに会社の所在地を説明する時もしやすいです。

ニチリンインターナショナル株式会社

特機事業部 取締役社長 木下裕介 氏

Q1. 会社の概要・特徴を教えてください。

木下さん:

主に、航空機部品を民間企業向けと防衛省向けに同様に供給しています。

Q2. オフィスをお探しになられた際にどのような点を重視されましたか?

木下さん:

単に交通や事務作業が便利なオフィスはたくさんありますが、コロナ禍になる前から、精神的に安らげる環境、癒しの空間がある職場環境を求めていました。

Q3. 入居のきっかけは?

木下さん:

VR テクノセンターができた当初、市の広報誌でリチャード・ロジャースが設計した建物だと知ったからです。工業的デザインがすごく進んでいるフランスで認められている人で、彼が設計した建物が地元の岐阜にある。各務原市にいるのであれば、いつかこういう場所で働いてみたい、というのは前から漠然とありました。

Q4. 入居する中で何かプラスになったことは?

木下さん:

VR テクノセンターに入居されている企業や団体のキャラクターだとは思いますが、必要な時に必要な分だけの情報をいただける距離感がいいなと思います。さまざまな連携を適切に行えることがプラスといえます。

——実際に入居されて、業務上で役に立ったことはありますか?

木下さん:

仕事でいうと、例えば海外のお客様のアテンドでは、施設の説明をして、会話をたしなむ、ですね。そこから発展して、各務原市はすごいねとか、岐阜全体の話になったり、施設自体が会話のきっかけになるのはすごいことだと思いますし、とてもプラス要素だと思います。

Q5. 当施設の魅力はなんですか?

木下さん:

やっぱり一番は景観です。本物志向であり一流の建築デザインもそうですし、道路には電信柱ひとつ立っていない。各務原市内にこんな素敵な場所があるってすごいことです。緑と共生した施設になっていて、四季折々の変化を楽しむ事が出来ます。落葉樹も多くて、特に秋には独特な風情が心を和ませてくれます。

——精神的に安らげる場所を求めていた、とのことでしたが、心から落ち着ける場所なんですね。

木下さん:

はい。ちなみに景観だけでなく設備も魅力的だと思います。4、5階には岐阜県の施設があり、図書館や食堂、バリエーション豊かな会議室などが充実しています。特に会議室は、役員室や研修室、収容人数300人ほどのプラザホールなど、身の丈に合った部屋を選べるのがいいですよね。テクノプラザには末永く入居していたいと思っています。